施設入所までの料金や入所順位は担当のケアマネジャーに相談しましょう。

施設入所に申し込む時、損をしないために

そこで、まずは私がケアマネジャーをしていて、よく遭遇する3つの事を書いていきます。

 

  1. 入所が決まっても、どのくらい料金が掛かるのか知らない方が多い。
  2. あまりの料金の高さに、入所の順番が回ってきたのに辞退してしまう。
  3. そもそも施設の概要を大まかにしか把握できていない。

 

この様に、担当の居宅ケアマネジャーが付いていても、「細かい説明は家族で施設に見学へ行ったら良いですよ」と、半ば投げやりにされる事があるので注意が必要になります。そこで、施設費用や知ってて損はない話を書いていきたいと思います。

公的施設への入所費用や比較について

介護老人保健施設の従来型多床室の場合(個室でないもの)
内容 金額

賃料

11,100円(370円/1日)

食費

41,400円(1,380円/1日)

自己負担(1割)

23,040円〜29,430円

(要介護度により異なる)

これらをトータルすると総額77,040円〜83,430円という事になります。しかし、これはあくまでも1番安いパターンになります。介護保険が2割の方や個室を選ぶ場合は金額も上がります。

 

しかし、介護老人保健施設では在宅復帰を担っている為にリハビリを毎日のように行います。その為、他にも必要経費が掛かります。又、終身入居ではないという施設になります。

 

特別養護老人ホームの場合(個室でないもの)
内容 金額

賃料

25,200円(840円/1日)

食費

41,400円(1,380円/1日)

自己負担(1割)

23,040円〜24,420円

(要介護度により異なる)

これらをトータルすると総額89,640円〜91,020円という事になります。こちらも1番安いパターンです。2割負担の方はもちろん介護保険負担額も2倍です。

 

しかし介護老人保健施設と違い、終身入居が可能になります。その為に入居待ち状態が長く続くケースが多々あります。

特別養護老人ホームの入居選定はどう行われているのか?

施設入所は細かく点数化されて順位が決まります
  • いくら待っても特別養護老人ホームへの入所が決まらないのはなぜ?
  • 順番が回って来ないからかな?

と思われるかもしれません。施設のケアマネジャーがいったい、どうやって順位をつけているのかをここでお教えします。これは、在宅のケアマネジャーでも細かく解からない方が多いので、暴露したいと思います。

 

まず、入所に関する評価や在宅ケアマネジャーが記入する特記事項を、特別養護老人ホームへ定期的に提出をします。この項目の中にいくつかの選択する箇所があります。実はここで、点数化されており、点数が大きい方程入所順位が上がります。

 

内容としては、認知症がどの程度進行しているのか?家族の介護力、もちろん要介護度も関連してきます。この辺りをよく加味して記入し、特別養護老人ホームへ提出してくれるケアマネジャーならば順位に大きく影響します。

 

実は重要!特記事項という欄があります

特記事項の欄ですがいくら特記事項とはいえ、記入しないケアマネジャーはほとんどいません。その方がどのような人間性や認知症の症状、生活環境、問題行動等を記入します。ここでもやはり、あまりにも問題行動を書き過ぎると、施設側も入所させたくはありません。

 

特に徘徊する方については、かなり懸念されます。その辺りをどう記入するかが、居宅ケアマネジャーの手腕に掛かっているところになります。ちなみに、介護老人保健施設はこの様な形式のものはありませんが似たような事を記入し申し込みをするので、やはり書き方には注意が必要です。

まとめ

今回、介護老人保健施設と特別養護老人ホームの入所に関して書いていきましたが、実際私がケアマネジャーとして様々な介護事業所と関わっていると、様々な裏情報のような「え!そうなんですか?」という話をよく耳にします。

 

ケアマネジャーにも色んな方がいるのは事実なので、信頼できる方が担当になると良いですね。ケアマネジャーはいつでも変えれる事ができるので、検討してみるのもいいかと思います。遠慮なんかしてたら、大切な親が良い介護を受けられず、最期を看取る事になりかねません。

 

公的施設では、介護老人保健施設と特別養護老人ホームが主になるのでこの辺りはどういう施設なのかを家族の方もある程度知っておく事も大切だと思います。

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