高齢者介護施設と病院は何が違う?

施設と病院の決定的な違いとは

施設では生活を営む場所であり、病院は疾病を治療する所です。

 

施設では自分のしたい事、楽しく他の方と暮らすことが第一優先になるので、食事も他の皆さんと一緒に食べたり、お話をしたりと交流のある生活ができます。病院ではきっちりと決められた時間の中で、医師の指示の下に点滴や手術、療養する所になります。起床・消灯も必ず厳守しなければならず、お酒やタバコはもちろん厳禁になります。

介護施設の特徴とは

介護施設は、決められた時間もありますが、絶対に厳守しなければならないという訳ではありません。少し遅く起床したり、ちょっと遅く寝てみたりと自由を拘束する事は、施設側もできないのです。なぜかというと、身体拘束になってしまうからです。

 

それなりの自由な時間があり、食事も色とりどりのものを美味しく頂けます。デイサービスへ行かれる方もいれば、ゆっくりと過ごされる方もいて、基本自由です。

病院の特徴とは

決められた時間に就寝・起床・食事の生活になります。病状にもよりますが、基本ベッドでの生活になります。そしてなにより、他の方も一緒の部屋での生活が多いです。多床室と言います。個室もありますが、なかなか空きがなく入れることはあまりないかと思います。

 

毎日の生活に特に変化がない為、主病の治療だけに専念するという形態です。なので、認知症のリスクが出てきたり、足腰が悪くなったりという事が懸念されます。しかし最近は、国の方針もあり、なるべく入院期間を短めにしてリハビリも平行しながらの病院も増えてきました。

 

リハビリを主にした病院も増えてきていますが、なるべく自由な生活へ早く戻れるよう医師や看護師・メディカルソーシャルワーカーと連携をとって、施設へ戻るという流れが一般的です。

介護施設と病院の違いについてのまとめ

介護施設と病院の違いをまとめると、施設は生活にメリハリがあり、病院は治療がメインです。

 

しかし、最近では国の方針もあり、病院は長々と患者様を置いておくのも難しくなってきました。少し前までは病院で亡くなることが多かったのですが、近年では、最期は在宅でという本来の昔の日本に戻りつつあります。

 

 

やはり、病気は誰にでも起こりえる事なので、ある程度治療も終われば施設へ帰って来られる方が多くなってきました。自宅が施設に変わっただけなのです。介護保険制度が始まって以来、急速に高齢者施設は数が増えました。特に民間の高齢者施設です。

 

超高齢化社会の始まりが、今の施設と病院のあり方を見直すちょうど良い分岐点になったようです。

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