介護施設で起きてしまったトラブルは解決できる方法があります

介護施設でよく起きるトラブル事例

  • 同室者の物音や声がうるさい
  • 他の高齢者ばかり介護が手厚いと不満になる
  • 食事が美味しくない
  • 高いお金を払っているのに1日中暇だと言ってくる
  • 自分の部屋に入り込まれる

 

他にも、高齢者ならではの人間関係のトラブルや施設見学へ行った際に見受けられることを記載してみました。

よくある入居者同士の人間関係によるトラブル事例

  • 介護施設で生活をしている以上、共同生活の場になるので、気に食わない相手が居て、気に食わないからと興奮してしまう。
  • 入居している方の大半が女性である介護施設も多く、女性ならではの派閥があり、いじめなどの人間関係のトラブルが発生。
  • 夜間帯に不眠症で物音をたてたり、小言を言って他の睡眠中の入居者とのトラブル。

よくあるその他のトラブル事例

  • 認知症を患っている場合、自分の居場所や自分の部屋、大声を上げたり家に帰りたいと興奮したりする事があります。
  • 金銭や物をとられたと言う方(とられ妄想)とトラブルになる事があります。

トラブルが起きた場合の解決方法

まずは、家族の方が親身になり、入所者の言い分を聞いてみる事がとても大切です。

 

例えば、「食事が美味しくない」と言うのであれば、本当に美味しくないのかもしれません。実際に食事の際に一緒に食べてみるのもいいでしょう。もしかすると、美味しくないのではなく、食べにくい食事形態なのかもしれません。

 

又、たまには外泊するのも良い手段の一つになります。外に出れると人間誰でも開放感で心が落ち着く事が多いからです。

ケアマネジャーが考えるトラブル解決法

上記で挙げたトラブルの解決法を大まかに説明しますと、まず大声や帰宅願望等の認知症の方特有の症状では、私の経験上一緒にドライブへ行ってみたり、かかりつけ医に一緒に相談に行く事で、落ち着かれる事が多いです。

 

不眠症の方は、まず日中は活動の機会を作ったり、夕方に入浴する事で夜間ぐっすり眠れる事があります。実際に、病院ではナイトレクリエーションや看護師とひたすら話をしてから入眠して頂くところもあります

解決が難しいトラブルの原因「認知症」

家族の方の介入でも解決できない、難しい高齢者間でのトラブルの大きな原因の一つに認知症があります。認知症の方は、記憶が曖昧になったり、そわそわして徘徊する等の行動がでたりするので、認知症を他の入居者に「理解して下さい」と言っても全く意味を成しません。

 

そこで、担当のケアマネジャーへ相談して、その方にどういうケアを必要とするのかを相談し解決する事ができます。

 

ケアマネジャーは、他職種の関係者に意見を聞き、会議を開催し様々なケアの仕方を提示してくれます。中には、お薬や入院という方向になる方もいらっしゃいますが、これは最後の手段となります。

まとめ

介護施設での人間関係トラブルは、なぜそういう事が起きてしまったのかを親に聞いてみて、様々な解決策を話し合うのが一番です。職員の方にはなかなか親も言いにくい事があるかもしれません。

 

それでも尚、解決しない様な場合は、ケアマネジャーに相談して協力を得るのが一番です。ケアマネジャーは様々な職種間との連携ができ、専門的な知識も豊富に持っています。又、家族も認知症についても日頃から理解できるよう知る事も大切です。

 

どこの介護施設でもこのようなトラブルは実際起きています。しかし、入居している親の為にも面会に行った際に、世間話のついでに色々と話し合える時間があると本人も心落ち着く事は多々あります。家族の協力があると無いでは全く違うのです。

現役ケアマネのみぞ知る信頼できる介護施設とは

介護施設に見学に行った際に、施設案内をする方の大半は部屋やトイレ、浴室等を案内して最後に料金はどの位掛かるのかを説明して終わるパターンがよく見られます。実は、一番肝心な事は設備ではないという所が盲点になっています。

 

施設案内してくれる方は、とにかく良い所ばかりを強調してしまいがちです。そこで、一番見学した際に観るべきポイントは「入居している方が他の入居している方と交流している風景があるかないか」になります。

 

交流をしていなくとも、例えば何人かの入居している方が車椅子に座ったまま転寝をしていたり、ただボーっと過ごしている方が多く見受けられる介護施設は、介護放棄に近い事をしている指標になります。

 

一番は家庭的な雰囲気で、スタッフや入居者も笑顔で話している様子が観られる介護施設は、トラブルになる危険性も少ないと言えます。

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